CEH v12 がリリースされました
CEH v12
EC-coucilからCEH v12のアナウンスがありました。
以前、過去のサイクルからv12を2023年3月と、勝手に予想していましたが、2022年9月リリースとなりました。
CEHのバージョンは、2年から2年半のサイクルでバージョンアップしていくようです。
v11とv12の違い
モジュールの数は変わらず、20のままで、タイトルも同じでした。
テストの形式も大きくは変わっていないように思う。
以下のパンフレットにまとめられている。
https://www.eccouncil.org/wp-content/uploads/2022/09/CEH-brochure.pdf
こちらのyoutube動画の方が、EC-coucilよりも詳細だったりします。
動画で、以下の資料が表示されているが、オリジナルを見つけられなかった。
パンフレットの17ページに、技術的な更新が列挙されている。
Technology Updates:
1. MITRE ATTACK Framework
2. Diamond Model of Intrusion Analysis
3. Techniques for Establishing Persistence
4. Evading NAC and Endpoint Security
5. Fog Computing
6. Edge Computing
7. Grid Computing
ダイアモンドモデル、って初耳。
あと気になったのは、17ページ目で、
Features:
1. New Learning Methodology: Learn – Certify – Engage – Compete
とある。
Competeの部分は、毎月CTF形式のコンペが実施されるようです。座学で習ったことを使って、出題された問題を解いて、その得点を競う。
1年分のテーマも決まっていて、多岐にわたっています。
ラボで、テキスト通りのハッキングスキルを試していも飽きてくるので、こういう取り組みは面白い、と思った。
まとめ
これだけセキュリティの必要性が叫ばれている中で、その資格であるCEHが2年でバージョンアップ。内容は大きく変わっていないが、より実践的な取り組みを盛り込んだ。
お値段据え置きなのか気になるところです。また、v12の日本語での学習はもう少し先になると思いますが、円安の影響が気になる。