ロード・トゥ・ザ・ホワイトハッカー

ホワイトハッカーはじめました

Wi-Fiのセキュリティ(aircrack-ng)

aircrack-ngについて

Wi-Fiのハッキングのデファクトはaircrack-ngのようです。

www.aircrack-ng.org

 

aircrack-ngを検索すると、

「Aircrack(エアクラック)は無線LANのパスワードを解析するプログラムを作成するプロジェクト。代表的なソフトウェアにAircrack-ngがある。」

と表示される。

URLは.orgで非営利団体を示していますが、プロジェクトの設立趣旨など全く見つからず、少し不安な面がある。

 

aircrack-ng suiteということで、13個のツール(コマンド)が提供されている。

www.aircrack-ng.org

ネットワークの探索、パケットの盗聴、WEP、WPA/WPA2-PSKのクラックなどが可能、とのことで、つまり、なんでも出来てしまうようです。

 

WEPの危険性は随分前から、言われているが、WPA/WPA2-PSKがどこまで安全なのか検証してみたい。

aircrack-ngの基本

とりあえず、以下の2行を叩くといろんな事が見えてくる。wlan0はKali linux上のインターフェイス名。

airmon-ng start wlan0 ・・・モニターモードの開始
airodump-ng wlan0 ・・・無線状況の確認 

以下が表示される。

f:id:chikuwamaruX:20220410110350j:plain

Wi-Fiのセキュリティとして、AP(アクセスポイント)に以下の設定を実施しているが、無意味ということが分かる。

MACアドレス制限

SSIDの秘匿

 

STATION欄に表示されているのが、APと接続しているクライアントのMACアドレスMACアドレスを偽装することは容易なので、MACアドレス制限は無意味。

SSIDを秘匿していても、APと通信しているクライアントがあると、その通信からSSIDを割り出しているようで、画面に表示されている。

 

となると、Wi-Fiのセキュリティはパスワードに依存することになる。そのパスワードを破ることができるか、ということが気になってくる。

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