NexposeのCommunity Editionはどこ?
NexposeはMetasploitと同じく、Rapid7が販売している。
Metasploitと同じく、無償版があると思ってサイト内を検索するも、見つかるのは30日トライアルの情報のみ。
NexposeはInsightVMという名称品に置き換わり、Community Editionは無くなり、その代わり1年間のトライアルを検討している、とか。
探しても、1年間のトライアル情報はどこにも見当たらず。
Rapid7のサイトでは、Nexposeはオンプレのスキャンで、InsightVMは、Insightプラットフォームという販売戦略の一環、という位置づけなのか、InsightVMをやたらと推してくる。
新しさに惹かれて、InsightVMをインストールすることに。
NexposeとInsightVMの比較は、ここが分かりやすかった。
InsightVMのセットアップ
1.インストーラーの取得
Download | InsightVM Documentation
ファイルサイズは1.2GBほど。
2.インストールの実行
chmod +x Rapid7Setup-Linux64.bin
./Rapid7Setup-Linux64.bin -c※-c を外すとGUIモードでのインストール
Nexposeのインストール手順で、service postgresql stopでDBを停止させる、という手順を踏むことを勧められるが一旦無視して実行。
3.インストールパラメーター入力
・Security ConsoleとScan Engine か Scan Enginのみ
・インストールパスのデフォルト/opt/rapid7/nexpose ※結局、nexposeなの?
・80GBのディスクスペースが推奨だけど続ける?
・8192MGのメモリ推奨だけど続ける?
・DBのポートは5432?
・ユーザー情報入力(SSL証明書やサポートに使用)
・ログインユーザー名とパスワードあたりの設定が必要。
特に_Postgersがらみで怒られるころもなく、インストール完了。
4.サービスの起動
systemctl start nexposeconsole.service
を叩いて、サービスを起動して、
https://localhost:3780 へアクセスする。
インストール時に設定したIDとパスワードでログイン。
ここから30日のトライアルを申し込む。すぐにメールでライセンスコードがもらえる。
ライセンスコードを入力。
その後、アップデートに時間とリソースを多く費やす。そもそも、Kaliのデフォルトのメモリ2GBでは、何度かハングしていたので、8GBに増やし、CPUも4コアから8コアへ。
ログイン完了。
おまけ
去年、Nexposeで脆弱性が見つかったのね。脆弱性スキャナーに脆弱性って。。。
次は、実際にInsightVMを使ってみたいと思います。
つ・づ・く